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〜 模型組活動報告 〜

模型組組長 交通システム工学科 3年 5038番 北島 豊徳

1. はじめに

 模型組では、学部祭や地域のイベントでのNゲージ展示や体験運転を主体として活動している。ここでは、主に製作中であるモジュールレイアウトについて扱う。


2. 製作中のモジュールレイアウト

 現在、近郊型モジュールレイアウトと田舎部のモジュールレイアウトを製作中である。 今回は近々完成予定となった田舎部のモジュールレイアウトを取り上げる。



写真1 モジュールレイアウトの全景

 山間部と田園の広がるエリアからなる。田には水を張り、生活感を演出する予定である。線路にはフレキシブルレールを使い、直線部から曲線部へと変化する個所には緩和曲線という、走行する列車を安全に曲線部へと案内する曲線も再現している。
 写真左下の四角いスペースには鉄塔を立てる。都市部への高圧電線が張られたイメージを再現する。



写真2 アイレベルを下げた様子

 線路脇の表現を拘りたい。 現段階ではまだ大まかな配置、製作を行った段階であるので、これから細部の表現へと移っていく。
 あえて舗装状態が悪い道路とし、田舎の交通量が少ない道路を再現している。



写真3 トンネルポータルの表現の違い

 山間部を貫く線路には、実物のトンネルをそのままスケールダウンしたトンネルポータルを使用。 曲線内側の線路には近代的なコンクリートポータル。曲線外側の線路には古風なレンガポータルを表現。



写真4  4年のM先輩が手作りしたトンネルポータル

 リアリティを優先して実物をそのままスケールダウンしたため、パンタグラフをそのまま上げて走行させると引っかかるため、走行時は注意が必要となる。


3. 学部祭における展示走行

 2016年度の学部祭では広い教室を確保できたため、1周あたりの線路長が長いレイアウトを敷設することが出来た。3複線のエンドレスを様々な車両が走行した。


4.今後の活動について

 10月上旬には美咲公民館にて、模型組も展示走行をすることとなった。 これを機に、様々なイベントに参加できるようになればよいと思っている。




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