機械工学科1年 7014番 池田 拓海 |
1. はじめに 去年、報道公開され現在その数を徐々に増やしている東京メトロ日比谷線の28年ぶりの新車となる13000系について記そうと思う。 写真1 久々となる日比谷線の新車13000系 2. どんな車両なのか 現行の03系の置き換え用として登場した車両でJR東海の313系や東武70000系などの製作を行った近畿車両で製作を行っている。主電動機には近年増えている永久磁石同期電動機(PMSM)を採用している。他の主要諸元は表1を見てもらいたい。
また、前述からもわかるように03系は18m×8であるのに対し、13000系は20m×7であり、ドアも4ドアへと統一されている。そして、車内にはWi-fi、3画面の案内ディスプレイを搭載しており、荷棚は透明なガラス製で江戸切子風模様なっている。主要な設備は東武70000系と統一され,どの列車に乗ってもわかりやすく、使いやすい車両となっている。 写真2 3画面の案内ディスプレイ 写真3 主要設備が13000系と統一されている東武70000系 3. バリアフリー フリースペースが増設され、全車両に一か所ずつ設けられている。また、車両の外からでもフリースペースの位置が分かりやすい車体サインとなった。さらに4ドアに統一されホームにホームドアが設置できるようになり、2020年から設置工事が始まる予定である。 4. 編集後記 今回記した13000系はまだそこまで製造されておらず、日比谷線の車両はまだ置き換え対象である03系が多数を占めている。これからその数が徐々に増え、その姿を運用を調べずとも見れるようになるのが楽しみである。 参考文献
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