←前のページへ 次のページへ→
ミニ鉄道活動報告

電子工学科 2年 6121番 若林 祐太

1. ミニ鉄道について



 ミニ鉄道とは5インチゲージともいい、レール幅が5インチの鉄道模型である.一般に人が乗ることができ、動力はバッテリーを使うものや燃料を使い走るものがある(蒸気機関車やガスタービン車).一般的には12Vの鉛蓄電池を用い、直流モーターで車輪を回転させるものが大半である、高級品になると直流モーターではなく交流モーターを用いていることもある.我々のミニ鉄道も車用の鉛蓄電池を用いて直流モーターを回している.駆動方式はPWM(チョッパ制御 Pulse Width Modulation : パルス幅変調方式)という高速スイッチをON,OFFしモーターの回転数を制御する方式をとっている.現在のコントローラーはNE555というICを用いたPWM回路になっており、ON,OFFの周期は約330Hz(温度、主力電圧によって変動がある)ドレミでいうとほぼ、ミの音と同じである(E4).周波数が可聴領域内なので運転中はモーターからこの音がする.モーターの状態を知ることができるので是非きいていただきたい.車体については、木材などの部品を購入し、加工や塗装を行い現在東葉高速鉄道2000系の車体となっている.



写真1 前照灯を灯すミニ鉄


2.活動の内容

 主な活動は外部への出張運転である.今年度も多くの出張運転を行い多くの人を乗せることができた.また、夏に行った船橋アリーナでの運転では昨年完成した補機との連結を行いモーター2台のよりパワフルな運転も行うことが可能になった.白山神社での運転ではマスコットを二人のせて運転を行った.



写真2 白山神社にて


3.今後について

ミニ鉄道にかかわり自分は2年目になり、ミニ鉄道に必要な知識は工作技術や電気の技術など想像以上に多く、それらを後輩へと継承していくことが非常に重要だと考えている


- 7 - 次のページへ→